バスが炎上…乗客・乗員が避難後、無人で再び走り出す

2010年12月15日午前9時25分ごろ
雲南省普〓市で(〓はさんずいに「耳」)
乗客3人を乗せたバスが始発点を出発したところ、
しばらくして、車内に異臭がただよいはじめ、続いてエンジンボックス部分から煙が出た。
運転士は停車して確認しようとしたが、
エンジンボックスのふたを開けたとたん、炎が噴きだした。
運転士はただちに、乗客を避難させた。

車体外側に取り付けられている消火器を使おうと、
運転士がバスを降りたところ、無人のバスが“発車”。
運転士は外から消火液をかけたが火の勢い強く、ほとんど役に立たなかった。
バスはフロントや窓から炎と黒煙を噴き上げながら前進した。

速度はそれほど上がらなかったので、乗客らが先回りして、
道路わきにあった大きな石をバスの進路に置いて、停車させた。
バスは無人で約300メートル進行していた。

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