地下敷設の高圧電線が爆発…轟音3回、マンホールから白煙

2011年8月29日午後3時15分ごろ
広東省広州市越秀区北京路李白巷にある
変電施設に通じる地下敷設の高圧電線が爆発した。

付近にいた人によると、地下で轟音が「ドン、ドン、ドン」と3回響き、
マンホールから白い煙が噴き出してきたという。

変電施設ではブレーカーが落ちたため
北京路東側で約100メートルにわたり商店などが、一斉に停電した。

北京路東側の約100メートルでは、
停電した建物と電力を正常に使えた建物と入り混じる格好になった。
無計画に電力線をつなげてきたので
「どの線がどの建物につながっているか、ごちゃごちゃになっている。
素人が見ただけで、老朽化が著しいと分かる線もある」という。
住人のひとりは「こんなことがいつかは起こることは、分かったはずだ」と怒った。

送電会社の広東電網公司の関係者は
「10キロボルトの高圧線1本が接続部分で爆発を起こした。原因は、よく分らない」と述べた。

別の電力専門家は「70センチメートルより深い場所に敷設せねばならない
10キロボルトの高圧線が、地下30センチメートルの場所に敷設されていた」と指摘。
「浅い部分に敷設していると、水分などで絶縁に問題が出やすい」という。
また、「最近、暑い日が続いたことで、事故が起こった原因のひとつだろう」との考えを示した。

広東電網公司は、使えなくなった高圧電線を交換するには時間がかかるとして、
別の回路を使って応急処置をした。周辺地域の停電は、午後5時50分ごろまでに解消した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0901&f=national_0901_200.shtml

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