バイオ企業の倉庫で火災、魚の油入った大型タンク爆発

2011年9月5日午前1時40分ごろ
浙江省島嶼(とうしょ)部舟山市にある普陀新諾佳生物工程公司の倉庫で火災が発生
火災により、倉庫内の魚から抽出した油を保管する大型タンクが爆発

消防が駆けつけた時には、すでに爆発した高さ約5メートルのタンクが、炎上中だった。
倉庫全体が熱と爆風で奇妙な形にねじまがり、
夜空に向かって炎を噴き上げていた。
倉庫内には他にも油を入れる容器が約100個あり、多くは油が入った状態だった。

消火作業を続けている間にも、倉庫内で油の容器などが次々に爆発し、
そのたびにごう音が響いた。
消防は残った大型タンクの誘爆を避けることに重点を置き、
放水で冷やした上で、粉末消火器を用いた。

出火場所と原因は分かっていないが、工場作業員によると、
火災発生直後には備え付けの粉末消火器で初期消火に努めたが、
火の回りが早くて役に立たなかった。
倉庫内の床は油などで相当に汚れており、
火の粉が飛び散り落下するたびに、床の油が燃え出したという。

関連記事:


0 件のコメント:

コメントを投稿