地下鉄工事現場で爆発、飛散した鉄板が住宅を直撃

2011年9月22日午前9時10分ごろ
浙江省杭州市内の工事現場でクレーン機が爆発

工事関係者によると「かなりの規模の爆発だったが、
化学薬品などを使っていたわけではなく、クレーン機が突然、破裂した」という。

事故発生当時、クレーン機などを操作している人はおらず、同関係者は
「気候の変化で、一部の部品が熱膨張と収縮を繰り返して、破裂したのではないか」と述べた。

爆発で長さ1辺1メートルの四角形に近い鉄板が飛散し、
一部が住宅のひさしや窓の鉄格子を破壊した。
室内にいた80代の女性ひとりが、驚いて気を失ったという。
大きな音と振動に驚いて泣き出す子もおり、現場は騒然とした。

地下鉄工事を請け負っていた杭州地鉄集団は
「掘削工事を正常に行っていたが、
クレーン機の1台の軸受けが異常過熱して、
シリンダー部分が破壊され飛び散った」などと発表した。

工事現場北側の集合住宅1棟、
南側の店舗でガラスが割れるなどの被害が発生し、
バス1台と一般人が所有する自動車2台が軽微にも軽微な損害が出た。
被害者には補償を行うという。

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